2007年から続けているTwitter。各種CGM・ソーシャルメディアに関してはできる限る首をつっこんできた私にとっては、マイクロブログごときでブログの更新頻度が下がることは当初はなかったものの、2009年春夏からの日本におけるTwitterコミュニケーションの隆盛を口実に?ブログの更新頻度は明らかに下がり気味だ。
2004年から継続してきたドリコムブログ(マイプロフィール)が2009年秋からライブドアに移管されてからは、実質初めてとなるブログ執筆となる。
Google日本語入力やフィードツイートでのブログ更新告知設定など新たな環境の試用もかねた久々のエントリー。ぜひおつきあいを。

最近の私のツイートの中で珍しく?複数のフォロワーからRT(リツイート)いただけたものに、以下のものがある。

「PDPD PDCA」で検索すると、参考になる
http://twitter.com/tsukunepapa/status/5760194875

そう、PDPD症候群に警鐘をならすつぶやきだった。

近年、WEB構築(制作)・運用のRFP(提案依頼書)にはPDCAサイクルでの運用を前提にした記載が多く見られるようになってきた。また、大手企業のWEBご担当に「PDCAサイクルによるサイト運用を実現されていますか?」と問うと、「導入中」とか「うまく機能しているとはいえないが導入している」といった回答をよく伺う。
しかしよくよくきいてみると、その内容は「運用におけるチェック機能と改善(による最適化)」を前提としたものではなく、(アクセス解析を含む)効果測定も、次期プランを「最適化っぽく」みせる為に活用・引用されるにとどまるPDPDであることがほとんどだ。

同じRFPでも、システム構築・WEB屋に示されるRFP記載のPDCAは、正常稼動・トラブル回避のための体制を求めていることが多く、広告クリエイティブ・WEB制作サービス提供者向けRFPのPDCAは、広告効果測定としてのアクセス解析ツールの導入・設定とそのレポートサービスを意味することが多い。
そう、マイナスをゼロに戻すトラブル回避にPDCA体制・サービスへのリクエストはあっても、コミュニケーションを最適化しつづけスパイラルアップしていく運用体制・サービスをリクエストするPDCAという言葉遣いは稀有な存在なのだ。

PDCAサイクルは、一旦始まったら引き返せない(改善できない)計画には使えないものであり、KGIへの相関・影響力をあいまいにし、予算規模の大きいATL中心のメディアミックス広告出稿へのプレゼンに命がけとなる広告業界は、いつまでもPDPDであることを歓迎する節もあるように思われる。

Twitterも牽引役をはたすWEB全体のソーシャル化(ソーシャルWEB化)は、多くの業界のコミュニケーション活動に、メディアミックスの一媒体としてのウェブとしてばかりでなく、BtoCtoCコミュニケーションの核メディア・OWNメディアとしてのウェブサイトの有効性を高め、最適化運用アプローチの途を拓いている。
その最適化は、各種指標とツール設定のもと、改善を前提とした長年にわたるPDCAサイクル運用により初めて実現される。

「PDPD症候群からの脱却」にはクライアント側にも多くの変革を求めるものといえそうだ。

今後しばらくは「PDPD症候群からの脱却」をテーマにしたエントリー・ツイートでのコミュニケーションを展開していこうと思う。 

ハッシュタグは、 #xpdpd

加藤智明/つくねパパ (tsukunepapa) on Twitter
http://twitter.com/tsukunepapa